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かけがえのない [映画]

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「海よりもまだ深く」

数年前の、是枝監督作品
「歩いても歩いても」は
うつくしい作品でした。
樹木希林と阿部寛、
父親役の原田芳雄も含め配役が見事。
親子とは家族とは、
かくも哀しくも笑えるものなのだと
その描写ひとつひとつに
ため息がでました。
その前作で登場した
亡き息子を投影した蝶々のくだりや
母子の歩くシーンや
歌謡曲のフレーズとうとう
あの作品へのオマージュと思われる
シーンに思わずにやける。

今回もいい作品であったと思う。
阿部寛はどこまでもダメ息子で
樹木希林はどこまでも団地に住む
年老いたリアルな母親。
この二人の役者は
相当稼いでいるはずなのに
なにゆえこんなド庶民な役柄が
はまるのだろうか。
と、ものすごく素人目線で見てました。
樹木希林のそのいでたちも
何気ないしぐさも
見てると懐かしい祖母を思い出す。
ダメ息子をどこまでも愛おしむ
うちの父親にまでみえてくる。
きっとオレオレ詐欺にすぐひっかかるに
違いない、と密かに思っている。
登場する人々が、
どうしようもなくどうしようない人の性を
リアルに魅せてくれる。

けれども
やはり「歩いても歩いても」で感じた
懐かしい人の匂いや、景色や切なさは
あの映画独特のものだったのだなぁ・・・
帰る祖父母の家が無くなってしまった
今となっては、胸が痛むくらい実感します。
あのころ。
あれらは
かけがえのない情景だったのだなぁ。
おそらく監督も同じ思いなんでしょう。
ひしひしと伝わってくる作品たちです。


























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